クレジットカードの借金(キャッシングとリボ払いも)おまとめローンできるの?:カードローンで借り換え一本化!

この記事でわかること
- 「おまとめ専用ローン」を使っておまとめする方法
- 「一般銀行カードローン」を使っておまとめする方法
- 「クレカの借金」をおまとめするのにオススメのカードローン
- 超簡単!おまとめの手順
もくじ


おまとめローンには2種類あり、ひとつはおまとめ専用ローン。もうひとつが、現在主流となっている低金利の銀行カードローンを利用したおまとめです(当サイトはこちらをおすすめしています)。そのどちらでも対応が可能です。
また、そのどちらとも、ショッピングのリボ払い、キャッシング、消費者金融などのカードローンとの併用ができます。
では、その2種類の違いと、それぞれでおまとめする手順をくわしく解説していきましょう。
もしいくつかのクレジットカードのキャッシングやリボ払いをより低金利のおまとめローンに一本化できれば、毎月の支払金額、支払い総額を減らすことができるとともに、引き落とし日も一回になることで、お金の管理やストレスを低減できる効果が生まれるのです。それこそが 「おまとめローン」であると言えます。
おまとめ方法その1.「おまとめ専用ローン」
クレジットカードの借金を含めておまとめする方法として、まずは誰もが真っ先に思い浮かべる「おまとめ専用ローン」から説明していきましょう。「おまとめ専用ローン」とは、複数の金融機関から借りたお金を一本化することを目的として商品化されたローン商品のことです。
東京スター銀行の《スターワンバンクローン》等、一部のローンを除くと「これまでの借入先の返済」を代行してもらうわけではなく、通常の「個人向けカードローン」と実情は変わりがありません。ですから借入れができた金額の一部をクレカの「リボ払い」や「キャッシング」に充てればいい、というわけです。
また、「おまとめ専用ローン」の場合は総量規制(消費者金融などの貸金業者は年収の1/3までしか融資ができない法律)の対象にならないため、銀行だけでなく消費者金融でも扱うところが増えています。
おまとめ専用ローンの特徴
おまとめ専用ローンの特徴として主に挙げられるのは、以下の二つです。●融資されるのは他社からの借入総額相当分(おまとめする分のみ)
●ほとんどの「おまとめ専用ローン」では追加での借り入れができず、返済専用
複数の借金を一緒に借り換えて一本化するのが目的の金融商品ですから、基本はそれ以外の用途には使えませんよ、ということですね。もちろん、他社の借入状況を証明する書類も提出する必要があります。
フリーローンとは違い用途はこのように限定されているわけですが、その分確実に借金の一本化がしやすく、完済に向けての計画がたてやすいともいえます。また、金融機関によっては借り換えにあたり、他社への返済を代行してくれるところもあります。
ショッピング利用対象外!消費者金融の「おまとめ専用ローン」

さて、このようにメリットもある「おまとめ専用ローン」ですが、「金融機関によっておまとめの対象とならない借金がある」というローンがあるのも確かです。
先ほど「おまとめ専用ローン」は総量規制の対象外になるため、消費者金融も年収の縛りを受けず融資が可能と書きました。…が、実は消費者金融で販売しているほとんどの「おまとめ専用ローン」は、「銀行ローン」や「クレカのショッピング利用分」に関しては借り換えの対象になっていません。(キャッシング利用についてはOK)
なぜかというと、適用されている法律が違うからなんです。
消費者金融や信販会社(カード会社)のキャッシング(現金を借りる)は「貸金業法」、銀行ローンは「銀行法」、クレカのショッピング利用のリボ払いや分割払いは「割賦販売法」といった具合です。
これでは、ショッピングのリボ払いもまとめて一本化したいという方には意味がありません。
ちなみに、東京スター銀行のおまとめ ローン《スターワン バンクローン》はショッピング利用についても対象ですので、そちらでのおまとめは可能です。
しかし、おまとめ専用ローンとして、最もおすすめなのはアイフルの「おまとめMAX(アイフル借入済みの人向け)」と「借り換えMAX(他社ローンの借り換え用)」です。
※2016年12月現在で、もっともおまとめローンの審査に通過しやすいのがこの2つです。
「おまとめ専用」だからこそ…審査に厳しい?
アイフル以外の「おまとめ専用ローン」をオススメしない最大の理由は、「審査の厳しさ」にあります。たとえば、東京スター銀行のおまとめ専用ローンでは、利用者の条件として「年収200万以上の給与所得者(正社員や契約社員など)」と限定しています。アルバイトやパート、自営業の人などは申し込みの時点でアウトということですね。もちろん、書かれていない部分でも様々な条件があります。
なぜここまで審査が厳しいのでしょうか。その理由は「貸付リスク」にあります。
「おまとめ専用ローン」は、利用者がすべて複数の借金を抱え返済に苦心している「多重債務者」になります。はじめからお金に困っている人が相手ですから、融資しても途中で返済不能に陥る可能性だって高いわけです。そこで金融会社は、回収不能の確率を少しでも下げるために、ごく一部の、返済能力の高い人だけを選んで融資しているのです。
審査に通らなければとうぜんおまとめもできませんし、むやみに申し込んで審査落ちを繰り返してしまったら、「申込みブラック」となって他のローンも借りれなくなってしまいます。ですから、「審査に通りやすいローン」を選ぶことはとても大事なんです。
消費者金融・銀行カードローンの申し込みブラックに注意!!審査に落ちた場合の対処法
さらに審査に慎重な分、融資までに時間がかかります。金融機関によっては数週間からひと月ほどかかりますので、急いで融資を受けたい場合は注意が必要です。
おまとめ方法その2.「一般銀行カードローン」
クレカの借金をおまとめする方法は、「おまとめ専用ローン」だけではありません。上で説明した「おまとめ専用ローン」の欠点を補ってあまりあるポテンシャルを持っているのが「一般銀行カードローン」です。こちらは「おまとめ専用ローン」と違い、事業用資金以外は基本的に用途が自由です。したがって特に制限もなく、クレジットカードのキャッシングやリボ払いの借金おまとめにも使えるんですね。
●使い道が自由。クレカの借金を含め借り換えやおまとめにも使える。
●融資枠内であれば、何度でも追加借り入れが可能。
●「おまとめ専用」ほど審査に厳しくなく、融資までのスピードが速い。
ポイント1.金利が低い
複数ある借り入れを一本にまとめる「おまとめローン」の目的は、1.毎月の返済日が一回になることで返済の管理を楽にすること
2.借り入れ金額をまとめることで金利を下げ、利息負担を減らすこと
ですから、今借りているものより金利(利息)の低いローンに借り換えることは「絶対条件」です。
もしあなたがクレジットカードのショッピングローンだけではなく、お金を引き出す「キャッシング枠」を利用していたとしたら、利息制限法の上限金利ギリギリの高金利で借りていることになります。
消費者金融の場合、一般カードローンもおまとめ専用ローンも、金利は高めです。もしおまとめできても、借り換えたのが消費者金融だった場合は、結局利息はそれほど変わらない、ということなんですね。下の表を見てください。銀行系カードローンなら、同じ金額の借り入れでも、金利がこんなに低いんです。
▼200万円を4年間(返済回数48回)で返済した場合の金利比較
消費者金融カードローン | 15% | ¥2,671,728 |
オリックス銀行カードローン | 5.0~12.8% | ¥2,254,538~¥2,565,897 |
みずほ銀行カードローン ※適用金利はご契約極度額に応じて異なります。 |
9% | ¥2,388,940 |
東京スター銀行 《スターワン バンクローン》 (おまとめ ローン) |
5.8~14.8% | ¥2,245,747~¥2,662,011 |
東京スター銀行の「おまとめ専用ローン」も比較に入れてみましたが、最高金利で見ればむしろ一般の銀行カードローンの方が低く、利息を抑えられることがわかると思います。東京スター銀行の最低金利は5.8%と一見低いようですが、実はこの金利、金額によって分けられているわけではなく、審査に通ってみないと実際に適用される金利はわからないのです。おまとめはできたものの、一番高い金利でがっかり…なんてこともありえます。
(ただし、15.0%以上の金利で借りてる方なら、おまとめするメリットは十分にあります)
銀行の一般フリーローンなら(オリックス銀行は別ですが)融資額によってきっちりと金利が決まっていますので、比較がしやすく、明解です。
せっかくおまとめをするなら、確実に、少しでも支払額を減らしたいですよね。
【比較一覧表】低金利で選ぶ銀行おまとめローンはどこか
ポイント2.限度額が高い

いくつもある借金を一つにするなら、そもそも十分な金額が借りれなくては意味がありません。借りれる限度額の高さもローン選びにおいて重要なんです。
消費者金融の一般カードローンでは融資限度額が300~500万円程度です。一方銀行なら500万以上があたりまえ。楽天銀行スーパーローンなどは、なんと最大800万円まで融資可能となっています(さすがにこの金額を借りれる人は少ないですが…)。つまり、いまや銀行のフリーローンは一本化に十分な金額の融資が期待できる、といえるわけです。
ちなみに、消費者金融の一般カードローンの場合は、「貸金業法」の中の「総量規制」によって融資できる金額が年収の1/3までと決められていますので、よほど年収が高い人でなければ、高額借入れはできません。
※「おまとめ専用ローン」や自動車ローン・住宅ローンといった目的ローンに関してはこれに当てはまりません。
総量規制とは?年収との関係は?
さらに、消費者金融のカードローンは取引をしていく中で「この人はきちんと返済してくれる優良顧客だ」と確信するまでは、高額融資に応じてくれることはありません。いくら「借入限度額○○百万円!」などと書いてあっても、初回で貸してくれるのはせいぜい10~40万円程度だど思っておいてください。
銀行は「貸金業法」ではなく、「銀行法」のもとで運営されています。もちろん、返済能力に応じて融資金額は決定されますので希望額が必ずしも通るわけではありませんが、場合によっては消費者金融以上の高額融資も受けられる可能性があるのです。
銀行と消費者金融はどこが違うの?
ポイント3.審査が厳しくない
さて、「おまとめ専用ローン」は貸付リスクが高いために審査に厳しく通りにくいということは最初の方で説明しましたね。では、「一般カードローン」はどうでしょうか。特に銀行の場合は「消費者金融と比べて簡単には貸してくれない」というイメージがあり、不安に思う方もいるかもしれませんが、実はそんなことはないんです。
現在、ほとんどの銀行では、審査を提携している消費者金融や信販会社に委託しています。したがって、審査の程度については、消費者金融などと変わらないと思っていただいてかまいません。銀行へ来るのは高属性の人が多いですから、むしろ消費者金融より甘く査定される傾向にあると言っていいでしょう。もちろん、「おまとめ専用ローン」よりはるかに審査は易しいです。とくに柔軟な銀行を選べば、高額融資は難しいかもしれませんがアルバイトや自営業者の方でも審査に通る可能性は十分にあります。
パートやアルバイトでも審査に通りやすいローンとは?
自営業(個人事業主)でも審査に通りやすいローンとは?
借り換えローンが成功するコツを教えて!
クレカの借金返済にオススメなカードローン
ここまでの情報をまとめてみました。
・「おまとめ専用ローン」は審査が厳しく、融資まで時間がかかるものが多い。(アイフルを除く)
・消費者金融の「おまとめ専用ローン」は、アイフルを除き、ほとんどの場合クレカのショッピング利用や銀行カードローンの借り換えはできない
・消費者金融の一般カードローンは金利が高め。
・銀行の一般カードローンは金利が低く、限度額が高く、審査が柔軟で用途が自由(ショッピングリボの返済もOK)
以上の理由から、当サイトでは「一般の銀行カードローン」を、クレカの借金を含めた返済用として利用することをオススメしています。・消費者金融の「おまとめ専用ローン」は、アイフルを除き、ほとんどの場合クレカのショッピング利用や銀行カードローンの借り換えはできない
・消費者金融の一般カードローンは金利が高め。
・銀行の一般カードローンは金利が低く、限度額が高く、審査が柔軟で用途が自由(ショッピングリボの返済もOK)
ただし!
「勤続1年以上の正社員で借入件数3件以内」と
「それにあてはまらない人」では、申込先が違います。
勤続1年以上の正社員で借入件数3件以内の人の場合(延滞なし)
この条件を満たす方は、銀行カードローンの審査に通る可能性が高いので、三菱UFJ銀行カードローンバンクイックに申し込むのがよいです。
※この条件にあてはまらない人は申し込まないでください!(申込ブラックになってしまいます)
※バンクイックは他社の返済にも利用できますが、「おまとめ専用ローン」ではありません。
パート・アルバイトで借入件数3件以上の人の場合(延滞なし)
消費者金融のアイフルで申込んで、利用目的の入力欄に「おまとめローン」と書くのが、現時点ではもっとも審査通過率が高いです。
アイフルの申込方法はインターネットが便利ですし、即日融資も可能です。ただしくれぐれも「利用目的」を「おまとめローン」とご記入お忘れなく。
「金利」「限度額」「スムーズさ」から総合的にポイントの高いローンをご紹介します。
オリックス銀行カードローンは、融資額が最高800万円までと大きく、(一番低い金利が適用されれば)超低金利なので一本化に最適なカードローンです。
オリックス銀行カードローンの詳細はこちら
審査に通ったら…おまとめの手順
自分にピッタリの「おまとめとして利用できるローン」を見つけ、申し込んで審査に通ったら、ようやく借り換えの手続きです。ここで融資を受けたあとの「おまとめの手順」をかんたんにご説明します。●「おまとめ専用ローン」で返済の代行サービスがついている・・・元の借入先への返済は、あなたの名義で金融会社が行ってくれます。審査に通ったら、あとは担当者の指示に従い必要書類を提出すればOKです。
●返済代行のない「おまとめ専用ローン」や「一般カードローン」・・・融資を受けたあと、自分で元の借入先に返済を行います。審査に通ったらすぐにカード会社をはじめ、借り換えをする金融機関に連絡しましょう。たとえばリボ払いを一括返済に変更するには、引き落としの数日前までにその旨を伝えておく必要があります。うっかり連絡を忘れて返済が一か月遅れれば、そのぶん金利も多く払わなければなりません。
各金融機関へ返済が終わればおまとめは成功です。あとはおまとめをした会社への返済をしていくだけになります。
二度と多重債務生活へ戻らないためにも、クレジットカードの利用方法は十分考えましょう。特に生活費の大部分をカード払いで済ませているというような人は要注意です。完済するまでは気を抜かず、返済管理は怠らないように。おまとめをしてからが借金返済の再スタートであるということを忘れないようにしましょう。
借金を減らす方法。速攻で効果が出る《借金返済のコツ》
知っておきたいクレカ「リボ払い」の基本

最後に「知っているようでよくわからない」という人も多い、「リボ払い」について説明しておきましょう。
リボ払いとは「リボルビング払い」の略称で、今後クレジット会社に返済しなければならない金額である支払残高に応じて、月々あらかじめ決められた金額をクレジット会社に支払う方法のことを言います。
また、商品ごとに支払回数や期間を設定する分割払いと異なり、支払残高があるかぎり支払いが続きます。そのため、商品を買った本人もどの商品の支払いが終わったのか分かりづらい面があるんですね。その結果、無計画に利用すると支払残高が増えていく場合があります。しかも、クレジット会社によってリボ払いの種類や利用方法も違っているため、仕組みや手数料を含む返済の仕方が分かりにくい面もあります。
リボ払いの種類
リボ払いの種類の違い、知っていますか?契約書やカードのHPに「返済方法」の項目があると思います。そこに「元利定額リボルビング方式」とか、「残高スライド元利定額リボルビング方式」とかちっちゃく書いてあるのがそうです。詳しく説明するとものすごく長くなってしまうので(ぶっちゃけ計算はややこしいです…)、主なものをごくごく簡単に説明します。
1.定額リボルビング方式
・元利定額リボルビング方式
元金(実際に借りた金額)と利息含めて毎月同じ額を返済していく返済方式です。たとえば毎月1万円を支払うコースなら、その1万円の中に元金返済分も利息分も含まれているということですね。
・元金定額リボルビング方式
毎月の返済額のうち、元金返済分だけど固定し、利息分は借入残高に応じて上乗せしていく形になります。つまり、1万円を毎月返済していく契約なら、1万円+利息分(残高に応じて減っていくが、途中で借り入れが増えれば利息も増える)の支払いになります。
・元利定額リボルビング方式
元金(実際に借りた金額)と利息含めて毎月同じ額を返済していく返済方式です。たとえば毎月1万円を支払うコースなら、その1万円の中に元金返済分も利息分も含まれているということですね。
・元金定額リボルビング方式
毎月の返済額のうち、元金返済分だけど固定し、利息分は借入残高に応じて上乗せしていく形になります。つまり、1万円を毎月返済していく契約なら、1万円+利息分(残高に応じて減っていくが、途中で借り入れが増えれば利息も増える)の支払いになります。
2.定率リボルビング方式
・元利定額リボルビング方式
毎月の借り入れ残高に、決められた定率をかけて元金の返済金額を算出し、それに利息を足して返済していく方式です。
・元利定率リボルビング方式
毎月の借入残高に、決められた定率をかけて算出された金額を返済していく方式です。この中に利息も含まれます。
この4つに、「残高スライド方式」という方法を組み合わせた方法が多く使われています。「残高スライド方式」とは、ローン残高にあわせて返済金額や定率を変えていく(スライドする)もので、返済が進んで利用残高が少なくなっていけば、月々の支払金額も小さくなっていくというメリットがあります。ただし、返済期間は長くなり、結果返済総額は大きくなりやすいという欠点もあります。・元利定額リボルビング方式
毎月の借り入れ残高に、決められた定率をかけて元金の返済金額を算出し、それに利息を足して返済していく方式です。
・元利定率リボルビング方式
毎月の借入残高に、決められた定率をかけて算出された金額を返済していく方式です。この中に利息も含まれます。
…ややこしいですよね。カード会社やローン会社によってこの返済方式が微妙に違ってくることも、多重債務の返済管理を難しくしている原因のひとつといえるでしょう。
リボ払いのメリット・デメリット
クレジットカードでショッピングをした場合、基本は一括払いか分割払いで支払いますよね。しかし利用金額を確認しないでどんどんカードで決済していけば、請求額が重なってお金が足りず、口座からの引き落としが不能に!なんてことにもなりかねません。これを解決すべく発明されたのが「リボルビング払い」です。
リボ払いでは毎月一定額を支払えばいいわけですから、ショッピングやキャッシングの枠内であれば、いくら利用額が増えようが毎月の返済負担は変わらないということになります。
「毎月の返済も大きくなくて楽じゃん!リボ払いバンザイ!」
と思ったあなたはちょっと甘いです。
実はこの「毎月の返済が小さくて楽」が落とし穴なんです。なぜかというと、毎月の返済額が小さければ小さいほど支払い期間が伸びて、最終的な返済総額はふくらんでいくからなんですね。
▼年利15%で100万円借り入れた場合
・月の返済額…48,012円
・総支払額…1,152,298円
・月の返済額…27,326円
・総支払額…1,311,641円
159,343円も支払額に差が!!
カード会社は返済期間が伸びてくれればそれだけ利息を取れますから、積極的にリボ払いを勧めてきたり、「月の最小返済額がなんと◯◯円!」などと宣伝してきます。これに乗せられてどんどんリボ払いでカードを切っていくと、あっというまに利用限度額いっぱい、もう使えない。どの支払いをどこまで終わらせたのかわからない、払っても払ってもなかなか返し終わらない…というリボ地獄にハマってしまうわけです。
もちろん、リボ払いは正しく利用すれば非常に便利であることは確かです。常に利用状況を把握し、カードの使用を自分でコントロールできるようにしましょう。
◆同じリボでもこんなに違う!?クレカのショッピングとキャッシング金利
クレジットカードにはカードを使って商品やサービスを購入する「ショッピング機能」と、現金を引き出すことができる「キャッシング機能」があります。
どちらも同じカードのサービスですが、実は「ショッピング」と「キャッシング」では金利が違うんです。
クレカのショッピングリボ払いの金利(利用手数料ともいいます)がだいたい15%前後。それに対しキャッシングではほとんどのカードで18%もの金利がかかるんです。また、利用可能額も低く設定されています。なぜだと思いますか?
商品を買う時にカードで決済する「ショッピング」では、カード会社が代金を立て替え払いし、会員はクレジットカード会社に返済をしていきます。ということは、返済が終わるまで商品の所有権は信販会社にあると考えられるんですね。つまり「担保」が存在するのです。
一方現金そのものを引き出すキャッシングには担保となるものがありません。契約者の信用だけでお金を貸しているわけですから、とうぜん「貸し倒れ」も起こりやすいんです。こうしたリスクを考慮して、「キャッシング」では金利を高めに設定し、かつ利用可能額も抑えているというわけなんです。
クレジットカードにはカードを使って商品やサービスを購入する「ショッピング機能」と、現金を引き出すことができる「キャッシング機能」があります。
どちらも同じカードのサービスですが、実は「ショッピング」と「キャッシング」では金利が違うんです。
クレカのショッピングリボ払いの金利(利用手数料ともいいます)がだいたい15%前後。それに対しキャッシングではほとんどのカードで18%もの金利がかかるんです。また、利用可能額も低く設定されています。なぜだと思いますか?
商品を買う時にカードで決済する「ショッピング」では、カード会社が代金を立て替え払いし、会員はクレジットカード会社に返済をしていきます。ということは、返済が終わるまで商品の所有権は信販会社にあると考えられるんですね。つまり「担保」が存在するのです。
一方現金そのものを引き出すキャッシングには担保となるものがありません。契約者の信用だけでお金を貸しているわけですから、とうぜん「貸し倒れ」も起こりやすいんです。こうしたリスクを考慮して、「キャッシング」では金利を高めに設定し、かつ利用可能額も抑えているというわけなんです。
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