自由返済方式(元金自由返済方式)とは?:ローン返済方法の基礎

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自由返済方式(元金自由返済方式)とは?:ローン返済方法の基礎
元金自由返済方式とは、学生ローンでよく使われる借金返済方法です。

現在では、借金返済方式と言うとリボ払い(残高スライドリボルビング方式)が主流。でも最近では三井住友信託銀行でも、住宅ローンの返済方法が自由返済方式になり、自由返済も押さえておくべき借金返済方式になってきています。

このページでは自由返済方式の仕組みだけではなく、メリット・デメリットまで紹介しています。
その他の返済方式についてはこちらをご覧ください。

残高スライドリボルビング方式 残高スライド元金定額リボルビング方式 残高スライド元利定額リボルビング方式 残高スライド元金定率リボルビング方式

自由返済方式を、30秒で解説!!


自由返済方式とは、「月々の返済額を自分で自由に決めていい」という返済方式のことです。

支払日に必ず払わなければならないのは、利息額だけ。つまり、その月の最低返済額はその月の利息額と同じです。

余裕のある月は多めに返済、余裕のない月は利息のみ、などと自分の生活に合わせた返済生活が送れることになります。

自由返済方式のメリットは?

自由返済方式の長所は2つあります。

無理せず返済生活を送れる

自由返済のいいところは、とにかく自分で返済額を決められるところ!

もちろん利息の支払いはありますが、学生ローンと考えれば、何千万も借りているわけではありませんし、きちんとした学生ローンで借りていれば法外な利息を取られることはありません(もし利息も払わないようなことがあれば、遅延損害金も支払い義務が生じるので気をつけましょう)

今月は余裕がない…!というときは自由返済方式が大きな助けになってくれることは間違いなしです。

アルバイトでも返済しやすい

自由返済方式は収入が不安定な人におすすめ
自由返済方式は月々の返済額が決まっていないので、月々の収入が安定していないアルバイトの人にぴったりです。

学生であれば、テストが多い期末の時期は利息だけを返し、長期休みにまとめて元金返済する、などということができます。

学生に限らず、アルバイトがメインの収入になっている人は、体調を崩して長期間休んでしまった、などの不測の事態にも対応しやすいのでオススメです!

自由返済方式のデメリット

自由返済方式での借入れを考えるのならば、デメリットもきちんと頭に入れておく必要があります。自由返済方式の欠点は2つです。

自分で返済計画を立てる必要がある

自由返済方式に限らず、リボルビング払いなどでも返済プランをきっちり立てることはとても大切なのですが、自由返済方式の場合はその重要性が格段に上がります。借入残高を常に頭に入れて返済していく必要があるのです。

自分で返済計画を立てられない人は、ほぼ間違いなく自由返済方式での借金返済に失敗します。

完済日の目標を具体的に決めて、毎月いくら返せるか、返した後の借入金額(残元金)はいくらになるのか、を最初にきちんと考えなければいけません。また、なにか不測の事態が起こって返済が滞った場合にも、すぐに返済計画を立て直しましょう。

返済期間が長引きやすい

毎月支払わなければならないのは利息のみ、というと、毎月利息額分しか払わなくなる人が必ずいます。

お金に余裕があるとすぐ使ってしまう、返済計画とか立てるのが苦手…。

こういった人は、自由返済方式でお金を蹴りるのは絶対にやめた方がいいです。借金完済できません。

毎月きちんと利息を払っていればいいや、となるかもしれませんが、借金返済とは元金を返済することを言うのであって、元金残高がまったく変わっていなければ、借金を返済しているとは言えないのです。

自由返済方式はこういった利用者の心のすきをついて、ひたすら利息だけ徴収してくるので、自分できっちり借金を管理できる人でなければ、あまりオススメできません(学生ローンの場合は、貸金業法により返済回数は最長60回とされていますから、永遠に利息だけ払い続けることはないと思いますが…)

自由返済方式を採用している金融会社はどこ?

それでは、自由返済方式を採用している金融機関を見てみましょう。

学生ローン

自由返済方式は学生ローンに多い
やはり主流なのは学生ローン

有名なところでは、長い歴史を持つ「カレッヂ」や、返済期限を設けて学生に完済を促している「友林堂」などが挙げられます。

最近では学生ローンといえども、社会人にもお金を貸しているところもあります。学生ローンは審査がカンタンという長所があるので、社会人の方も借り入れを考えているのなら一度チェックしてみるといいかもしれません。

◆学生必見!学生ローンっておトク?審査は?金利は?

学生ローンは、学生向けにやっているだけのことはあり、審査は確実に他の金融機関より甘くなっています(さすがに暴力団員などには貸してくれませんが…)

収入はもちろんアルバイト収入でオッケーですし、なかには一時的に無収入である場合も検討してくれる会社もあります。

しかし、多重債務には少しきびしいようです。学生ローンでも信用情報機関(株式会社日本信用情報機構、個人情報信用機関)に個人情報は登録されてしまうので、限度額いっぱい借り入れた債務者のまま、あるいは金融事故者となってから学生ローンに申し込みしよう!というのは、得策ではありません。

また、限度額も低いため、借り換えローンやおまとめローンなどにはまったくもって不向きです。

よく学生向けだから金利が安い、などとカン違いしている人もいますが、定期収入のない学生との契約ですから、金利は消費者金融やキャッシング会社と大して変わりません。むしろ、大手消費者金融の学生向けローンのほうが金利は安いです。

消費者金融の中には、契約日から最初の数日間は金利0円といったようなサービスも行っているところもありますから、学生であってもきちんと検討するようにしましょう。

ですが、申し込みの簡単さ、審査の早さはやはり学生ローンが、金融業界でもトップでしょう。

もし学生の方で、個人情報や就職への影響が気になる方は、こちらのページをチェックしてみて下さい!

借金は就活で企業にバレる?借金があっても就職を成功させるコツ

三井住友信託銀行の住宅ローン

住宅ローンは本来、「元利均等返済」もしくは「元金均等返済」での返済が普通なのですが、三井住友信託銀行は自由返済を採用しています

「元利均等方式」について詳しくはこちら
「元金均等方式」について詳しくはこちら

と、いってもさすがに学生ローンとは違い、利息額だけではなく毎月1万円の元金最低支払額が設定され、支払期日には元金返済も義務付けられています。が、それでも住宅ローンの返済額としては、最低額が1万円+利息というのは破格の金額です。

◆三井住友信託銀行の住宅ローンってオススメ?

この住宅ローンを組むには、「ダイレクト代表普通預金口座」なるものを開設し、返済用の指定口座にする必要があります。

提携ATMからの返済が出来ないのが面倒なのですが、人によってはとってもオトクなプランだと思います。

もちろん代表口座からの口座引落や口座振替だけではなく、コンビニATMやローソンATMなどのATM利用、他行口座からの振込ができたほうがいいのですが…。

でも利用可能ATMがなく自動支払いのみになれば、ATM手数料などをいちいち気にする必要がないので、それはそれでいいのかもしれませんね!(笑)

消費者金融

最近では大手の消費者金融はみな、リボ払いを導入していますが、なかには自由返済方式を採用しているところもあります。

「フクホー」などはそのひとつ。口コミでは審査の甘さが人気なようです。

上手に利用すればおトクな自由返済方式ですが、逆にうまく付き合うことができないと、多額の利息を払うはめになります。自由返済方式での借入をする場合は、これからきっちり利用残高を把握して返済計画を立てる必要があるのだということを、自分に言い聞かせてからするようにしましょう。

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