国の教育ローンの審査期間:審査の結果と電話の連絡

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国の教育ローンの審査期間:審査の結果と電話の連絡

この記事でわかること

  • 国の教育ローンにも「審査」や「在籍確認電話」がある
  • 国の教育ローンの審査期間と短縮のコツ
  • 審査結果が遅れがちなシーズンとは
  • 国の教育ローンと奨学金を合わせて使う方法
  • 審査に落ちた時のために「銀行カードローン」で備える

もくじ

ここ20年くらいで急騰している子どもの教育費用。国立大学や私立大学の学費は、進学する子どもたちが生まれたころより3割増、親世代の学費と比較すると2倍以上という高騰ぶりです。

昔の感覚で学資保険や積立を準備していて、いざ受験、という段階になって「全然足りない!」と慌てる家庭が急増。自己資金で払いきれない場合、頼みの綱は教育ローンですね。

とりあえず国の教育ローンで入学金を用意!…と思った場合、融資までにどのくらい時間がかかるのか、気になるところです。

ここでは国の教育ローンを利用したいとき、審査にどのくらいかかるのか、気になる電話連絡(在籍確認)があるかどうか、など審査にまつわる情報をまとめてみます。


国の教育ローン、審査は?何を見られる?

国の教育ローンの審査基準は?
国の教育ローンとは、日本政策金融公庫の教育一般貸付のこと。国が100%出資している公的金融機関のローンなので、一般的に国の教育ローンと呼ばれています。融資限度額は子供一人当たり350万円(留学費用の場合は450万円)。

2016年1月現在、金利は固定で2.05%。母子家庭(父子家庭)には優遇処置があります。

奨学金は学生本人の利用になりますが、国の教育ローンの申込人は基本的に保護者です(成人しているなど状況に応じて進学者本人が借り入れできる場合あり)。

利用使途は教育に関わることなら範囲は広く、入学料や授業料だけでなく、学生の生活費などにも使えます。

日本公庫は幅広い層への貸し付けを行っていますが、教育貸付申込には子どもの数に応じた世帯所得制限があります。また連帯保証人が必要ですが、保証基金の保証を利用して申し込むことが出来ます(保証料は返済期間などから計算され、保証金は融資時に一括で差し引かれます)。
また住宅ローンやカードローンなどと同様に、申し込むと当然審査が行われます。

審査内容は一般のローンと同じ

国のローンと言うと、なにか特別な感じがしますが、審査内容は民間のローンと同じです。職業や年収・収入といった基本情報に加え、他のローンや金融事故の有無など、個人信用情報についても精査されます。

電話連絡(在籍確認)もあり

ローン審査と言えば職場への電話連絡がセットですが、国の教育ローンでも、もちろん電話連絡があります。在籍確認と呼ばれ、申込書に記載した勤務先で本当に勤務実態があるかどうかを確認します。

国の教育ローン、審査結果はどのくらいで分かる?

審査結果が出るまでは10日程度
国の教育ローンは、申し込み後、速やかに審査が行われます。特に問題がなく、スムーズに審査が行われた場合、10日前後で審査結果が郵送されてきます。

その際に送られてくる契約書類を提出し、手続きを完了してから、融資まではさらに10日程度かかります。つまり、最初の申込から入金まで、最短でも20日ほどかかります。

審査結果が出るのは10日前後。だけど…

しかし、注意が必要なのは受験シーズン。

秋から冬にかけての受験シーズンには、国の教育ローンに申し込みが殺到し、審査が非常に混み合います。年内でも10月以降は私大や専門学校が決まり始めますし、年明けの各校受験の本番シーズンの頃には、申込者が急増します。

審査10日前後はあくまでも目安なので、混み具合によってはもっと日にちが掛かる場合があります。

融資までサクサクと進むためのコツとは?

融資金が入学金の支払いに間に合わない!そんな事態を避けるための大切なポイントはコレ。
早めに申し込んで審査まで通しておく!受験の2~3か月前でもOK!
申込金額は少し多めに!
解説しましょう。

受験前に早めに申し込みが可能

本格的に混雑する前に、早めに申し込み、審査だけ通しておくのがコツです。
国の教育ローンは1年中申し込み可能なので、受験の2~3か月前でもOK。

審査通過したら契約書類だけ準備しておき、合格したら合格書類と合わせて提出し、速やかに融資の手続きを行います。

早めの申込みを不安に思う人もいますが、必要なくなった場合や、最悪不合格だった場合、キャンセル可能。志望校が変わった場合でもそのまま利用できます。不安なことがあれば、公庫事務所に電話で質問しましょう。担当者が丁寧に教えてくれます。

申込金額は多めに!

国の教育ローンは申し込み1件ごとに審査されますので、カードローンのように「もうちょっと借り増し」が簡単にできません。

したがって希望融資額は「向こう1年間に使う予定の額+α」で申し込むのがコツ。諸々の支払いが終わって余ったら、繰上返済すれば利息も節約出来ます。

賢い申込みについてより詳しくはこちら。

もしも審査落ちしたら?そのための対策

審査落ちでも諦めない!奨学金やカードローンも
「ああよかった、国の教育ローンがあればどうにか支払える」と思ったのもつかの間、予想外に審査落ちしてしまったら…。途方に暮れてしまうでしょう。

そのためには、国の教育ローン以外の手段も、同時に考えておくことをおすすめします。

奨学金との合わせ技が有効な理由

日本学生支援機構(旧:育英会)の奨学金制度と合わせて申し込むことで、入学時に一時金を利用できる場合があります。

特別増額貸与奨学金という制度で、国の教育ローンに申し込んだけれど使えなかった場合、初回貸与時(入学後の5月~6月)に10万円~50万円の範囲で(10万円単位)増額貸与が受けられます。

ただし、入学前の支払いには利用できないため、入学資金・入学料は他の借りやすいローンで取りあえず支払っておき、金利の低い増額貸与分が出たら、一括または一部返済するのがおすすめです。

奨学金は入学前の6月頃に高校などで予約採用の申込をするのがスタンダードですが、枠があれば入学後でも採用される場合があります。

申し込んでいなかった場合や、不採用になっていた場合でも、あきらめずに問い合わせてみましょう。

万一に備えて、教育ローンに使えるカードローンを探しておく

審査落ちやつなぎ資金のために、審査に通りやすく、素早く貸し付けてくれるカードローンを作っておくと、万一の時に役立ちます。

安心して借りられる銀行カードローンは、近年審査に通りやすくなり、融資までの時間も大幅に短縮。ローンカードの受け取り前に振り込み融資してくれる銀行カードローンもあります。

ただし、消費者金融よりは低金利とはいえ、奨学金や国の教育ローンよりは少々金利が高めです。返済額などシュミレーションして、計画的に利用するようにしてください。

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