『ナニワ金融道』の名言集 ~登場人物のセリフ編(5)~「ささいなことから ヘタ打つんやで 完璧な仕事せなアカンのや」

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1990年、講談社のコミックモーニング誌上で連載開始となった『ナニワ金融道』(略称は「ナニ金」)。アクの強い内容とクセのある絵ゆえに、出版社の編集長からは1年持てばよいと思われていたとか。しかし結果は圧倒的読者数の支持を得て、1992年には講談社漫画賞を受賞するまでに。読者から発売日が待ち遠しいとされるのは、漫画家の理想ですね。ちなみに連載期間はおよそ6年。単行本は全19巻にまとまっています。現在ではコミックアプリや無料漫画サイトなどでも全巻無料作品となっていますので、一挙にマンガ読破してしまえます。

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ここ数年では、同じく金融業界を舞台とした系統の『闇金ウシジマくん』が、こちらもドラマ化される程の人気となっていますが、ナニ金がなかったら、果たしてここまでの人気になっていたかどうか

なんと言っても『ナニワ金融道』は、人間とお金に関する欲望、悲哀、愚かさ、悲劇といったものを圧倒的なリアリティを交え描き出した先駆者であるという点で、日本漫画史上に残る作品です。

それこそ連載開始から25年以上が経った今でも、私たちに、借金やお金に関する考え方や気づきといったものを教えてくれる存在。そんなためになる世界を、登場人物のセリフから見ていこうというのがこの記事です。

前回は、かつての仕事の親方にだまされて債務者に突き落とされてしまった運送業者の若き経営者・背口光雄と、この背口の恋人である三宅律子とのストーリーの前半部分までをご紹介しました。

第5回目となる今回はその後半。『ナニワ金融道』全体でも有名なエピソードであり、主人公・灰原達之の先輩である桑田の、ベテラン金融マンとしての超絶テクニックが、ビッシリと描かれています。まさに「桑田劇場」と呼びたい位の濃い内容。ぜひご覧になってみてください。

「背口がとんでも 二人を付けたら問題ないんや ソープで働いてもろたら ええだけのことやからな」by金畑金三

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これは桑田が背口の保証人として、恋人の三宅と妹の淑子を付けることに成功した後、金畑社長が灰原に対して、マチ金の一員としての覚悟を言い渡したセリフになります。

第4回目の記事でご紹介しましたが、23歳の若さで南アメリカン運送を率いる青年社長・背口は、修行時代の親方・赤名にだまされ、赤名の借金の連帯保証人として手形に裏書させられました。そして案の定、赤名は夜逃げ。背口は詐欺の被害者であるものの、保証人制度のしくみゆえに、借入金と利息の合計560万円を返済しなければならなくなりました。

背口という若者に好意を持ち、またこの原因を作ってしまった灰原は、分割を認め負担を軽くしてやれないかと金畑社長にかけ合いますが「背口がとんだら お前 責任とれるんか?」とダメ出し。その上で、今のお前に背口の追い込みは無理だと桑田に交代させ、そのやり方を見ておけと命令。

金畑社長の命を受けた桑田は、ベテラン金融マンとしてのテクニックをフルに使い、プロの役者か心理学者かといった手際で、三宅と妹の淑子をまんまと連帯保証人にしてしまいました。その成果をもって帰社した桑田に、金畑社長は「これで万が一 背口がとんだ時でもだいじょうぶやな」と労をねぎらいます。

そして、この桑田の手際に自分の力不足を痛感していた灰原には、街金業者たるもの、私情を挟むことは許されないとし、また「人間はどんなことにも慣れられる」という、本作品の代表的セリフを言い聞かせます。そして最後に付け加えられたのが、この「背口がとんでも~」のセリフなのでした。

前回の記事で、このエピソードの一部はご紹介しましたが、それにはこんな続きがあったのです。金畑社長の債権回収に対する徹底ぶりはおなじみですが、改めて、ここまでやるかと感じさせられます。

同時に、金融マンとして成長を見せていた灰原が、またひとつ高い壁を乗り越えなければならなくなった点も見所。これまた本作品では繰り返されていますが、困難な仕事に対して、逃げずに取り組むかどうかということを読者に語りかけてきます

ちなみに灰原はこの後、自分がチンピラのような身なりで、三宅を殴りつけ大金を手にしている悪夢にうなされて飛び起きるといった具合に、この出来事の行く末を心配していました。

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もちろん背口がキチンと返済日通りに返し続けられれば問題ないのですが——不運な時には、別の不運も呼び寄せてしまうことを、ナニ金は読者に知らしめてくるのでした・・・

消費者金融の審査難易度、ホントのところは?

「灰原 気の毒やが南アメリカンもここまでやな (中略) 早いとこフロに沈めて 今日中に448万円回収してしまえ」by金畑金三

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これは背口の骨折・入院という事態に、三宅が返済の延期を頼みに帝国金融を訪れた際、金畑社長がすぐさま下した決断。ある意味予想通りですが、背口にとってさらなる悲劇が起きてしまいました。

桑田の巧妙な誘導作戦によって、恋人の三宅と妹の淑子を保証人としてしまった背口。ただし、それにより560万円の返済は月々28万円の分割にすることが出来ました。元々まじめで責任感の強い性格もあり、仕事に一生懸命はげみ、4回目までは返済を順調にこなしていました。帝国金融の面々も、そうした背口の対応を評価しており「このまま行けば、順調に返せるやろ」と見ていた位でした。しかし・・・

ある日、大型家具メーカーの倉庫から商品を運び出す際、背口は部下のミスで倒れてきた家具の下敷きに!右足の複雑骨折で全治3ヶ月の重傷を負ってしまったのです。4人の部下と三宅、妹の淑子は背口の穴を埋めようと頑張りますが・・・取引先からは「社長(背口のこと)がいないと、使い物にならない」と売上が激減し、挙句の果てに、4人の部下のうち2人が逃げ出してしまいました(うち1人は背口の大怪我の原因を作った者)。
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第4回目の記事でご紹介しました通り、背口は元々岡山の田舎での貧乏暮らしから抜け出すために母・妹と大阪に出て来たという身の上。抵当権や短期賃借権を打てる、あるいは任意売却できるような不動産や土地は持っておらず、担保なしで借金の保証人にさせられ、身ひとつで借金を返さなければならない立場です。それにも関わらず、大怪我という運命の仕打ち。「泣きっ面に蜂」どころでは済まない不運です。

これで5回目の返済が難しくなったことを帝国金融に相談しに来た三宅。その報告を灰原から上げられた金畑社長は「泣きついてきて気持ちが沈んどるんやろ! やるなら今をおいて他ないで!」と、桑田に命令。三宅と淑子の保証人2人を、ソープランドに「売り込む」よう指示するのでした。

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このエピソードからは、一見すると金畑社長の冷酷さを感じさせられますが、灰原に言い聞かせた「金融屋は私情を挟むことは厳禁」という教えを、実際に示して見せたと考えることもできるのです。

実際、金畑社長は背口に一目置いていましたが、こと返済不能となったら、そうした情は捨て、債権者として回収を命令する徹底ぶり。これは消費者金融という特殊な商売に限らず、様々な職種や企業にも当てはまること。時には情を捨てても、会社の利益を確保しなければならない厳しさを、読者に問いかけているのです。

もうひとつ、ナニ金は背口のようなまじめな好青年であったとしても、運命の過酷さに突き落とす容赦ないやり方をしてきます。これは作者の青木雄二氏がマルクス主義・社会主義を支持して、わが国の資本主義制度を「資本家による労働者からの搾取」だと批判していたことが大きく影響しているのだとか。作品の内容が、ある種の社会批判となっている点でも、奥が深いと感じさせられます。

さて、三宅と淑子をソープランドに「売る」よう命令された桑田。この2人を保証人に仕立て上げた時と同じく、桑田はまたしても、用意周到なやり方で「追い込んで」ゆくのでした。桑田がどんなテクニックを使うのか、これは見所です。

[ひと息コラム]#1:『ナニワ金融道』とおなじみの人気作品、その共通点とは?

突然ですがクイズをひとつ。『サザエさん』、『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、そして『ナニワ金融道』。これらの共通点は何でしょうか?作風や内容は、前者3作品とナニ金では180度違いますが、実はあるのです。
答えは・・・原作者がお亡くなりになっているものの、続編が作り続けられている人気作品という点。もっとも前者3作品はテレビアニメとして、ナニ金は漫画連載としてという違いはありますが・・・

元祖『ナニワ金融道』は記事の最初でご紹介した通り、およそ6年で連載終了。その後、2003年に残念ながら作者の青木雄二氏はお亡くなりになりました。

しかし後続作品を望むファンの声に押され、青木氏の元スタッフ陣が集結。2007年『新ナニワ金融道』が(C)青木雄二プロダクション名義にて、第1巻の『復活銭闘開始!!編』を皮切りに再開。2014年まで連載が続き、コミックス全20巻にまとまっています

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灰原、桑田、金畑社長、高山部長といったお馴染みの面々や関係者はもちろん、雨宮利加子という新キャラも登場。また元祖ナニ金で灰原と関わった人たちが再び登場するなどの工夫もされており、古くからの読者はニヤリとさせられます。

さらにはスピンオフ作品である『新ナニワ金融道外伝』(元祖ナニ金の第5巻から登場する灰原の後輩・吉村を主人公にしたもの)も、並行して発表されていました。

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そして現在では『新ナニワ金融道R(リターンズ)』 が、扶桑社・週刊SPA!で連載中。新たな物語の内容はもちろん、元祖ナニ金では、情や甘さを見せていた灰原が、どのように成長しているのかも見所です。

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元祖ナニ金だけで満足しているそこのあなた、それだけではもったいないですよ(笑)。

「払う意志があるんやから 協力させてもらわなアカンやろ」by桑田澄男

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これは金畑社長に三宅と淑子をソープランドに売るよう命令された桑田が、改めて三宅と対面して発した言葉。この桑田による「協力」によって、三宅は女性として一線を超えることになるという、なんとも意味深な言い回しなのです。

女性をソープランドで働かせる——ステレオタイプの物語なら、嫌がる女性を暴力などで脅して無理やりというのが定番です。灰原はまさに、自分がそうする悪夢にうなされました。もちろん桑田はそんな方法は使いません。

桑田はまず、もうひとりの保証人である背口の妹・淑子を呼ぶように伝えます。ほどなくして淑子が帝国金融に到着すると「話は長くなるからメシでも食いながら」と、2人を桑田の愛人である恵美子ママのスナックへと連れていきます。実はこの恵美子ママも桑田の協力者であり、大きな役割を果たすのでした。

食事をしながら桑田は2人に対して、現実問題として、どれくらいの金額なら返済していけるのかと尋ねます。2人で5万円ずつ月々10万円との答えに、それではひと月分の金利にもならないと告げ、一生かかっても返済不可能という現実を知らしめます。

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そして畳み掛けるように「もし3人が逃げたら日本中を追いかけなければならんが、ワシもそんなことはしたくない。だから、何かアイデアを考えなければならんのや」と、外堀を埋め立てていくのです。ポイントは、桑田自身は決して「ソープで働け」と無理強いをしている訳ではない点です。

そしてこの絶妙のタイミングで、恵美子ママが話に入ってきます。ママもかつて、男に騙され保証人になってしまった過去があると告白。2人からどうやって返済したのかと問われ、桑田と灰原に席を外すよう促します。
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ベンツで待機する間、桑田は灰原に、恵美子ママはソープ経験者であり、モチはモチ屋に任すのが一番上手くいくと説明。初めからすべて仕組まれていたことに灰原は驚き、あらためて桑田のテクニックに舌を巻きます。

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ほどなくして店から出てきた恵美子ママ。結果は、妹の淑子は泣き出してしまい無理だが、その姿を見た三宅がOKしたと報告。涙ながらに三宅を見送る淑子を残し、一行は恵美子ママの知り合いのソープランド支配人の所へ向かうのでした。

このエピソードでは、あらためて、暴力や脅迫といったものを一切使わず、三宅に自らソープランドで働くことを決意させてしまった桑田のやり方にうならされてしまいます。2人をまんまと保証人とした時と同じく、心理学者も顔負けのやり方ですね。ビジネスで目的を達成するための手段や考え方といったものに、何かしらのヒントを与えてくれそうです。

さて、桑田と恵美子ママの名演技(?)にはまってしまった三宅ですが、さらにもうひとつの仕掛けが用意されています。これにより、三宅は完全に、後戻りできなくなるのでした・・・

[ひと息コラム]#2:ドラマ版『ナニワ金融道』はいかに?

1996年放送のパート1から、2005年放送のパート6まで、SMAPの中居正広主演でドラマ化された『ナニワ金融道』。桑田役の小林薫、金畑社長(ドラマでは金子高利という名前に)役の緒形拳(故人)も、まさに当たり役という存在感を放っていました。マンガは読んでいなくても、ドラマは見ていたという方も少なくないことでしょう。

そしてパート6の放送から10年の時を経て、2015年に放送されたドラマ版『新ナニワ金融道』。ひとつ目のコラムでもご紹介した©青木雄二プロダクション版を原作とし、ヒロイン孫野手洋子を蓮佛美沙子が演じ、中居演じる灰原との恋愛要素が盛り込まれました。

また洋子の父である孫野手建造は斉藤洋介が演じ、この孫野手親子と対決する消費者金融業者の土壺京一にはユースケ・サンタマリアを配役。さらには身内の借金などに巻き込まれる小骨夫妻(原作では小塩夫妻)の妻役として小池栄子も出演。ネット記事やブログなどでは「10年振りの復活!」などとコメントされ、大きな話題になりました。

しかし・・・その内容はハッキリ言って、原作とはまったくの別物。そもそも孫野手洋子も、土壺京一も、ドラマ独自のキャラで原作にはまったく出てきません。それでも同じ世界観で繰り広げられるパラレルワールドの物語として見れば、それなりに楽しめます。

ですが・・・ドラマ版は、話を分かりやすくしたり、どぎつさを和らげたりといった改変が多くされてしまっているため、原作ファンからすると物足りないというのが正直なところ。ナニ金本来の濃い内容をたっぷり味わいたいなら、やはり原作マンガがオススメです。

「ワシ この子に一線を踏み越えることだけは させとうないんや!」byソープランド支配人・猿又

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これは恵美子ママに連れられ面談に来た三宅を前にして、ソープランドの支配人・猿又が発したセリフになります。一見すると、三宅のためを思っての言葉に見えますが、実はしたたかな作戦によるものなのです。

灰原の運転するベンツで、恵美子ママの知り合い猿又が支配人のソープランドに到着した三宅。桑田と灰原はここで別れるふりをして、ベンツで店の近くで張り込みます。

三宅と対面した猿又は、三宅が20歳の短大生であることに驚き「長い人生で448万は大した金ではない。両親に建て替えてもらうとか、他の方法を考えた方がいい」と言い聞かせます。恵美子ママは話が違うと詰め寄りますが、猿又はこの「ワシ この子には~」のセリフを返して、なかったことにしてくれと2人を帰します。実はこれも、猿又と恵美子ママによって仕組まれた芝居なのでした。

いくら恋人の借金返済のためとは言え、自分の身体を売ることには、どんな女性でも迷いやためらいを感じるのが当然(そうでない方もいるかもしれませんが)。実際、三宅もこの面談の時点では、まだ心が揺れ動いていた状態。このタイミングで仮に雇ったとしても、いざ「本番」という時に、おじけづいてしまう可能性や、サービスに身が入らないことが予想できます。そこで支配人はひと芝居打ち、一旦はやめておくよう説得するのです。

しかし、現実には448万円の借金を返済できる「職業」は他にありません。三宅は改めてソープランドで働く覚悟を決め、支配人室に引き返すのです。それを美恵子ママは「しめしめ」という顔で見送るのでした。

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実はこれ、実際にこの業界で行われている(少なくとも当時は行われていた)やり方なのだとか。一旦は必ず断り、それでも働きたいと戻ってくる女性は、覚悟を決めたのでとことんまで頑張りぬくからとのこと。言われてみれば納得ですが、こうしたやり方があるというのは思いもよらないことですね。

さて、覚悟を決め448万円を前借り出来た三宅ですが、今度は彼女が背口を相手に、ひと芝居打たなくてはならない状況に直面します。

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「ささいなことから ヘタ打つんやで 完璧な仕事せなアカンのや」by桑田澄男

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これは三宅が用意した448万円を直接受け取らず、入院中の背口に何としても渡せと言い聞かせた桑田が、そうした理由として灰原に返した言葉になります。

女性として一線を超える覚悟を決め、猿又から448万円を借りた三宅はそのまま桑田に差し出しますが、桑田は「あんたから直接受け取る訳にはいかんのや」と、灰原が運転するベンツに乗せ、背口の入院先の病院へ。その道中、三宅は背口に言い訳できないと何度も桑田に受け取ってくれるよう頼みますが、桑田は断固拒否。「いざとなったらソープで借りたと言ってしまえ」と、三宅を背口の病室へ向かわせます。

それを見た灰原は桑田に「甘すぎるで!」とピシャリ。続けて「背口から回収したら トラブっても誰も文句言わんけど 三宅から回収してみい 人身売買とも言われかねんのやで!」と説明。

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このやり取りからは、改めて「表向き、帝国金融は関わっていない体」を保つことの重要性が見てとれます。第1回目の記事で取り上げた高橋正子の健康保険証偽造や、第2回目の古井による猫田・甲守への手形裏書詐欺。これらは実際には桑田が入れ知恵したことなのですが、表向きは関わっていないとすることで、ギリギリ法律にふれない線を行くことができるのです。この三宅の場合も、そうした体面を保つことの重要性を桑田はしっかり心得ており、灰原はまたしても自分の甘さを思い知らされるのでした。

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何かを感じ取った背口 ヤケ酒をあおる灰原 決意を新たにした三宅

病室にて三宅から448万円の現金を差し出された背口は、どうやって用意したのかを問いただしますが、三宅は知り合いに借りたと頑として言い張ります。その言葉の裏にある意味をうすうす感じ取った背口は、それ以上追求するのをやめ、三宅から現金を受け取り、帝国金融へ返済の電話を入れます。

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灰原は近所の居酒屋でヤケ酒。心配して見に来た桑田に酒の勢いで「もういいですよ やめますからこんな会社!」と言い出しますが、桑田はらしからぬ優しい口調でたしなめ、「初勤務」を行なっている三宅を迎えに行かせます。
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初日の客の相手を終えた三宅は、ひとり涙を流しながら浴室を清掃。私服に着替え支配人室に戻ると、そこには灰原が。「タクシー代もバカにならないから素直に送ってもらいなさい」と猿又が気を利かし、2人は三宅の自宅へ。そしてその夜、三宅は自ら灰原に身をゆだねますimage04 翌朝、灰原が目覚めると、三宅は長かった髪を自分でバッサリ切っており、改めてこれからの覚悟を灰原に示します。
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それを見た灰原は、出された朝食を食べながら、涙を止めることができないのでした。
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こうして、灰原の背口と三宅との関わりは終了となりました。実際には、灰原には三宅が逃げ出さないよう管理する任務があるのですが、マンガではその後が描かれることはありませんでした。背口と三宅はどうなったのか、気になるところですが「言わぬが花」ということで、読者の想像に任せたのでしょう。

さて次回は、泥沼亀之助と薄井毛利男という別々の人物との関わりが、同時進行で進んでいくというストーリーです。灰原はどのように事に当たるのか、どうぞお楽しみに。

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