ローン総量規制と銀行、総量規制と年収の関係:私はいくら借りられる?

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総量規制と銀行、総量規制と年収の関係:私はいくら借りられる?

この記事でわかること

  • 総量規制で誤解されやすい3つのポイント
  • いくら借りれる?総量規制と年収の関係
  • 年収1/3以上でも「おまとめ」はできるか
  • 総量規制対象外のおすすめ銀行ローン紹介

もくじ

総量規制とは、年収の1/3を超える借入れを禁止する法律です。1990年頃から問題となっていた「過剰な借金の取り立て(サラ金地獄)」への対策のため、2010年から貸金業法の1部(改正貸金業法)として、上限金利の引き下げなどとともに施行されました。

でも、この法律、意外とちゃんと理解されていないんです。「今すぐどうしても70万円必要なんだけど、自分の年収は200万円だから借入れできないな…」なんて思っている人、それ、間違ってますよ!《銀行カードローン》で申込めば、70万円以上借りることも可能なケースがあるんです。(もちろん審査に通れば、ですが…)

このページでは、総量規制についての正しい知識はもちろん、計算方法や高額融資を受ける方法も伝授します。総量規制について少しでも疑問点がある人、必読です。

総量規制、よくある3つの誤解

中途半端な知識で損をしないようしによう
このお仕事をしていると、よく総量規制について勘違いしている人を見ます。ただ単に誤解しているだけならまだしも、債務者がそれをもとに行動していたら大変!大損する可能性もあります。では、一体どんな勘違いが多いのでしょうか。

その1:年収の1/3以上は借りられない

「え、さっき年収の1/3以上の借入れを禁止する法律って言ったじゃん…」と、思ったそこのあなた。実は、総量規制には抜け道があるんです。

まず、総量規制という法律は《銀行カードローン》には関係ないのです(いまのところ…)。

さらに、この総量規制《おまとめ専用ローン》にも関係なし。 ちなみに、信販会社(クレジットカード会社)もキャッシング枠を使わない限りは関係ないです。

つまり、銀行ローンとおまとめ専用ローンは総量規制の対象外なのです。 これから、なんでこの2つが対象外なのかくわしい理由を説明します。

その2:銀行でも借りられない

さきほど、総量規制は銀行でのローンには影響しないと書きました。なぜでしょうか?

それは、総量規制はあくまでも改正貸金業法という、主にサラ金・消費者金融に適用される法律の下のルールだからです。つまり、銀行法によって運営されている銀行には適用されません。関係あるのは消費者金融系のみです。

銀行ローンに申し込んだ場合は、限度額が年収の1/3以上になることもあり得ますし、実際にみなさんそれで借りてます。

おなじ貸金業者といっても、銀行と消費者金融では適用される法律が違うこと、頭に入れておいてくださいね。

ただし…(必読)↓↓

◆借金返済のコツ(銀行カードローンでも…)

今しがた「銀行カードローンは総量規制の対象外だから年収の1/3以上も借りれる!」なんて書いたばかりですが、実は銀行カードローンにも融資限度額引き下げの波が押し寄せています。

改正貸金業法によって消費者金融の融資が制限されたことにより、総量規制の対象外である銀行カードローンへ顧客が流れ、結果今度は銀行カードローンで破産する人が急増しています。

この事態を重く見た金融庁が銀行への融資見直しをうながし、銀行側もこれに応じる形で自主規制を進めています。
2017年5月現在、大手メガバンク3社(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の3社が融資限度額の引き下げを表明し、他の銀行もこれに追随する動きを見せています。

今後は、「銀行カードローンだから年収の1/3以上借りれる」という常識は通用しなくなっていくことになりそうです。

その3:おまとめローンが組めない

これも、よくあるカン違いです。おまとめ専用ローンや借り換え専用ローンを利用したら年収の1/3を超えてしまう…という理由だけでおまとめをあきらめているなら、今すぐおまとめ専用ローンに申し込んじゃってください。

実は、総量規制にも「対象にならないローン」がいくつかあって(先ほどの銀行カードローンもそのひとつ)おまとめ専用ローンも対象外なのです。

総量規制に入らないローンを以下に並べてみました。

総量規制対象外となるローン
1. 有価証券(株や債券など)を担保とした貸付。つまり、持っている株や債券を金融会社に預けることによってお金を借りること

2. 有不動産を担保としてお金を借りること(住宅ローン、自動車ローンなど)

3. 売却を予定している不動産の売却代金により返済できる貸し付け。つまり、売却代金の「前借り」です

4. 借りる人が一方的有利となる借換え

5. 緊急の医療費(高額の医療費は除く)の貸付け

6. 配偶者と併せた収入の3分の1以下の貸付け

7. 個人事業主、つまり自営業の人、に対する融資(個人事業者ローン)
おまとめ専用ローンはこの4番にあたります。「借りる人が一方的有利となる借り換え」って、言葉が少し難しいですが、要するに金利が下がる、返済総額が減るなどのメリットがあれば年収の1/3以上借りてもいいのです。

結局は借入残高、つまり借入総額が減ることにつながっていくわけですから。ややこしいけど、もともと消費者が安全に借り入れできるように作られたのが、総量規制という法律です。債務者が有利になる「借り換え」や「おまとめ」が認められるのも、考えてみれば当然のことですよね。


ちなみに6番は専業主婦に優しいルール。自分の収入がなくても旦那さんの収入の1/3以下の借入れが可能です。詳しくは以下のリンクへどうぞ!


ちなみに、クレジットカードでのショッピングやリボ払い、分割払いも、総量規制の対象外です(キャッシングのみ対象)。でも、この3つも厳密にいえば借金ですし、特にリボ払いは注意が必要。気軽に手を出さないように!

結局、私はいくら借りれるの?

総量規制で計算すると、借りれるのはいくら?
総量規制の対象外なローンはたくさんあることはわかったけど、とはいっても総量規制の範囲内での限度額は気になる…という方。利用者を守るための法律ですから、もちろん守れるならば守るに越したことはありません。

ここでは総量規制の計算方法を紹介します。

総量規制、限度額の計算方法

総量規制とは「年収の1/3までしか借りれない法律」ですから、借りれるお金の計算の仕方は、以下のようになります。

すごく簡単です。
年収200万円の場合
総量規制は200万円×1/3=約66万円

年収300万円の場合
総量規制は300万円×1/3=約100万円

年収500万円の場合
総量規制は500万円×1/3=約166万円

年収700万円の場合
総量規制は500万円×1/3=約233万円

年収1000万円の場合でしたら、
総量規制は1000万円×1/3=約333万円
つまり、自分の年収×1/3の金額が総量規制の範囲内での、限度額になります。

銀行カードローンならどれでもOK?

ここまで読んできて、「なんだ、おまとめ専用ローンなら年収の1/3以上借りれるのか」なんてちょっとおまとめに興味が出た人、おまとめに使えるローンといっても金融機関によって色々な違いがあるのはご存知ですか?

実は、「おまとめ専用のローン」は、審査が厳しく、金利もあまり低くないので、当サイトではあまり推していません。
そこでおすすめしたいのが、銀行の一般カードローンを「借り換え」に利用する方法です。銀行のカードローンは今のところ、総量規制の対象ではありません(たくさんは借りれなくなってきていますが、消費者金融よりは可能性があります)。また、用途が自由な上、金利も低め、審査ハードルも高くないなど、スペック的には「おまとめ専用ローン」をしのぐ勢いです。でも、銀行系カードローンのなかにもさまざまなちがいがあるので注意が必要。とくに最近では銀行の自主規制により、借りれる金額はどんどん小さくなっていっています。オリックス銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローン…、どれが自分に合っているか申し込む前に必ずチェックしましょう!

オススメの銀行ローン

銀行は総量規制の例外ですが、だからといって銀行ならどこでも一緒、なんてことはありません。金利や審査など、様々なちがいがあるのです!

また、借入枠を決めるのはあくまでも審査です。たとえ年収が1千万円あろうとも、審査でミスしたら、100万円も借りれないかもしれません。

審査に通りやすい銀行、金利が安い銀行、限度額が上がりやすい銀行、銀行カードローンサービスにもいろいろあるのです。


上のページでは、それぞれの銀行カードローンの限度額や金利、保証会社などをわかりやすく表にまとめました。

また、申し込む前にぜひチェックしてほしいのが、個人信用情報。以下のページではおまとめ申し込みの際に気をつけるべきポイントを徹底解説しています。

自分に合った銀行に申し込んで、ローンカードをゲットしてみせましょう!

関連ページ

「銀行と消費者金融」の違い!
「おまとめローン」の方法とコツ!